どうぶつのベッド


むかし読んだ絵本に、

「ハイキングに出かけたら、まいごになってしまったネズミたち。

『どうしよう』と、途方に暮れていると目の前に、煙突から美味しそうな匂いのする煙が出ている山小屋が。

『どなたかいませんか?』とおたずねしたものの、誰も出てきません。

そっと中に入ると、暖かそうなベッドがあったので、ついうっかり眠ってしまったら、そのうち家主が帰ってきて……」

なんて話があった気がして、そのネズミさんみたいに見えるな、このミトンさん。と思いつつ撮影した写真です。

なお、その絵本、いろいろ手がかりを元に探してみましたところ、こちらだということが分かりました。


木のボウルで飲むスープが、めちゃくちゃ記憶に残ってたんですよね。
木の食器ってハイジでも出てきますけれど、なんであんな素敵に見えるんでしょうね?


絵本というか、児童文学といえば、子供の頃、めちゃくちゃ怖かったのが、


という本。たぶん、小学一年生の頃に読んだ記憶が。

うろ覚えですが、確か、

「一人でおるすばんしている男の子がテレビを見ていたら、なぜかライオンがキャスターを務める『どうぶつニュース』が流れ始める。

そのうち、その世界に迷い込んでしまい、動物たちに追いかけられて、命からがら逃げ出す。

公園まで逃げてきて振り返ると、どうぶつたちはいなくて、ようやくいつもの世界に帰ってこれたとホッとして、家に帰ってテレビをつけると……」

なんて感じの話だったかと思います。

この、「いつもと違う世界に迷い込む」という、児童文学やファンタジーでは定番のはずの話が小学一年生の私にはめちゃくちゃ怖かったです。怖かったのに、それから何度か図書館で借りて読んでた気がする。


でも、もうちょっと大きくなってから読んだ、宮沢賢治の【どんぐりと山猫】では、

「一郎はどうして、山猫が提案した呼び出しの文句の『出頭すべし』に同意しなかったんだろう。そう書いてもいいよ、って言ってたら、また山猫から連絡が来たかもしれないのに。もったいない」

って思ったものです。同じく異世界迷い込みの話なのに、これは怖くなかったです。どんぐりがお間抜けで、山猫が知的で、どんぐり裁判に呼ばれた一郎が嬉しそうだったからでしょうか(笑)



ところでミトンさん、なかなか先住猫と仲良くなれません。
ミトンさんは遊んでほしいみたいなんですが、先住猫がなかなか難しい。
トムだけは鼻コッツンを認めてくれてるんですが。

ミトンさんも、異世界に迷い込んでるような気持ちかもしれません。
早くこっちの世界が、あったかい日常だと感じてもらえるようになるといいんだけどなあ。

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