フィナンシェの旅・総括
写真は焼き菓子のように、こんがりした色の猫です。
以前、申しておりました、「デパ地下の有名スイーツをちょっとずつ制覇選手権〜フィナンシェ編〜」は、終了しました。
一つ目は、前にも書きました通り、伊勢丹の真ん中あたりの島にあるフィナンシェでしたが、感想はただ、「甘すぎ(´・ω・)」。
続いて二件目。別の百貨店で、フィナンシェと、ついでにマドレーヌも購入。
「……あれ、私はもしかしたら、フィナンシェよりマドレーヌ党かも? マドレーヌの方が素朴で好きだなあ。っていうか、もしかして私はそもそも、フィナンシェがあんまり好きじゃないのかも……?」
と、拙速に結論を導き出しそうになる。……とはいえ、まだ「フィナンシェ」を諦めきれない。
よって三件目。ふたたび伊勢丹。
いつも行列ができてる某店。たまたまその日はちょっと空いてたので、並んでみる。
おうちでお茶をいれて、さあ、行列のフィナンシェを一口……
「……!?」
味わうよりも早く飛び込んでくるアーモンドの香ばしさ。
他のフィナンシェは、口に入って齧られて初めて、「お初にお目にかかります、私は焼き菓子です」と自己紹介を始めるのに対し、この方はまだ名乗る前から、その隠しきれないオーラ(香ばしさ)で、こちらを圧倒してきていたのです。
そしてお味についてはもちろん言わずもがな。くどくなく上品で、それでいて深みのある甘さ。
「こっ……ここにいらっしゃったのですね……『フィナンシェ』を名乗るに相応しい、真(まこと)のフィナンシェがっ……!」
そんなこんなで、私のフィナンシェの旅で、王の座に君臨したのは、
「ノワ・ドゥ・ブール」の「焼きたてフィナンシェ」
でした。
なお、そののち、別の百貨店でも行列がそこそこできているフィナンシェを買ってみたのですが、
「この程度でバター香らせた気にならないでいただける? せめて延べ棒の形してきて? 出直し」
……ノワ様のせいで、フィナンシェへの目が非常に厳しくなってしまったのでした。
<番外編>
さらにそのあと、いただきものの中に入っていた「変化球フィナンシェ」がこちら
「源吉兆庵」の「白桃フィナンシェ」
これはこれで、さすがの吉兆庵さんで美味しかったです。



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