副音声カウントダウン[14と12]

14話と12話の思い出です。

どっちも「うわあああん、野崎さんんんんん😢」って、胸が苦しくなる回でしたね。

(よってどちらも表情は描けなかったです)


* * *

昨日の日記の続き。

ファイナルファンタジー(FF)から始まった話はこれで一旦終わりです。


FFにハマったおかげで、お絵描き仲間がたくさんできました。

このカウントダウンお絵描きをしているときにX(Twitter)で、「私は漫画のファンアートを描くことが得意じゃない。申し訳なくなるから」と呟きましたが、FFに関しては、元がドットやポリゴンのゲームなので自由度が高く、珍しくファンアートを描くことに抵抗がなかったのです。


お絵描き仲間のみなさんの多くは、別段、同人活動をしているわけではなく、ジャンルがどう、とか、カップリングがどう、とかって感じでもなく、割と緩い感じだったのが良かった気がします。

(とはいえ、私はここでもちょっと異色な人ではありましたが。その話はまたいずれ。)


で、そんなお絵描き仲間にある日、言われました。

「リラさん、ロックといい、アシタカ(もののけ姫)といい、イケメンのダメンズに弱いよね」

ぐうの音も出ませんでした。


ロックのマダオ証明は先述の通り数えたらキリがない感じでしたが、アシタカは一発KOをかましてくれましたよね。


いうまでもない、伝説の「玉の小刀ポイ事件」。


私は少女の頃、映画館で出会ったアシタカに心を鷲づかみされ、アシタカのように清く正しく、「混沌の中でも光をみつける生き方をしたい」と思ってたくらいですが(重症)、ただ、そんな私でも、

「故郷の幼なじみの少女から、最後の別れの際にもらった激重の思いがこもったプレゼントを、『これをサンに渡してくれ!』とぶん投げてワンコに託しやがった場面」

だけは、どう飲み込んだらいいのかが全く分からず、家に帰ってパンフレットを開いたまま「あれは、どういうこと……?」と、しばらく考え込んだことをよく覚えています。消化するのに何年かかかったような……(重症)



彼ら、要するにアレなんじゃないですかね。


「愛されるよりも 愛したいマジで」(KinKi Kids)


特にアシタカは、今まで自分のイケ面(メン)にあぐらかいて、追いかけられ慣れてたのに、それが旅先のサバイバル状態で「おもしれー女」に出会って、追いかける立場になったわけでしょ。

(※そんな描写はありませんし、本編でアシタカを追いかけていたのはタタリ神とか侍とかです)


しかもこの女の子、「人間という種」を丸ごと拒否るじゃないですか。攻略難易度が激高。シャーシャー言ってる保護猫みたい。もうね、「こんな子、初めて……!」って、サンに恋しちゃうのも無理はないのかも。

(※そういう映画じゃありません)


でもさあ、「兄様のことを思っています、ずっと、ずっと」って、涙ながらに告げてくれた健気なカヤよりも君は 「人間なんて大嫌いだ!」って叫びながら、横流ししたプレゼントで胸をドスって刺す、気の強ぇー女の方がよかったのか、とも問いたくなりますよね。

(※実際はそういう映画として見てないので、安心してください。私は結構な「スタジオジブリ」ガチ勢です。)


なお、私は少女時代の反動でなのか、大人になってから、こんな感じで散々アシタカをいじってきてたんですが、出会いから何年も経って、リバイバル上映でアシタカに再会した際は、「いじってすんませんでしたああああああああ!」って土下座したくなったほど、惚れ直したことも申し添えておきます。



で、話は戻りますが。

前回の日記の冒頭で書いたように、私は2021年になるまで、「ロックを最後に、二次元に萌ゆる感情はもう終わった」と思っていました。


「漫画のキャラクター」に限っていえば、最後にどハマりしたのが2000年ごろだったので、より以前に一区切りついたつもりでした。


その上、絵だけで「直視できないくらい素敵だ……」と思ったところまで絞ると、それはアシタカが最後(っていうかアシタカがほぼ、唯一無二状態)でした。


そして。2021年5月。

およそ20年ぶりに、漫画にどハマりし、キャラクター絵を見て「ほがっ!」と叫ぶ体験をし、私の失われたはずの「萌ゆる思い」に、FFでいうところの「復活魔法:アレイズ」がかけられました。

それは、苦手なはずの「漫画のファンアート」を30日分も描いちゃうほどに……。



最後に余談ですが。

個人的に「おもしれー女」のハシリは、「赤毛のアン」ではないかと思ってます。

のちにアンの夫となるギルバート・ブライスも、みんなから「ハンサムで素敵」って言われてるモテモテくんなのに、アンに石板で頭を叩かれてから、すっかり彼女に参っちゃったじゃないですか。その後の気の毒さはご存知の通り。

まあでも、そんな可哀想なギルバートも、一応ちゃんと、ルビー・ギリスやクリスティン・スチュアートと噂になって、「アンにやきもちを焼かせる」という所業を働いておりましたけどね(笑)


まったくさ、モテるやつらときたらよう。

本命以外を振り回して。

本命にだけは振り回されて。

一筋縄で行かない人ばかり。


あ……

そう考えると、野崎さんもしっかり、その系譜の一人なのかな……。


* * *

以前、お題で「野村哲也(FFの人)の絵柄で描くアシタカ」というのを描いたことがあるので、この14枚シリーズが終わったら載せたいと思います。

お絵描き仲間さんとの交流で、お題に沿って絵を描いたりするのも楽しかったなあ。

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